Il quaderno d'Estate Ⅱ

Biglobeウェブリブログから移行してきました。

16年ぶりに桜咲くキスクラへ!

またもやブログ更新できないでいるうちに、あと3日でさいたまワールド、アイスダンスRDの日が迫ってきしまいました。

「氷爆」の完全版放送の前に、地上波で放送がなかった部分の感想をアップしようと下書きを書いてはいたのですが、完走出来ないでいるうちに、とうとう完全版放送の日がきてしまい、しかもワールド始まっちゃう!

 

というわけで、春分の日の休日につれづれ書いてみます。

完全版放送後で今さら私が付け加えることもないとは思いますが、「氷爆」についてどうしても書いておきたいこと。

長年大ちゃんを応援していていて、彼が希代の「表現者」であることはとっくに承知していたことですが、「プロデューサー」のような職能にも向いているとは思ってませんでした。ほんっとうに見くびっていました。申し訳ありませんでした!

確たる世界観が柱としてあり、それに完全に沿った選曲、振付、各スケーターのパフォーマンス、そして何より第二部のシームレスな構成(ミハルの「鼓動」のような古い競技プロまでがモザイクの1片としてショーに溶け込んでいた!)は息つく間もありませんでした。

何人かのスケーターに言及しておきます。まず若いアイスダンスチーム、エイドリアン&サーシャは、かなだいのリンクメイトというお友達キャスティングでは済まされない良いチームでした。二人がグループナンバーにも全力で取り組んでいるのがよく伝わってきたし、特にエイドリアンはケイトリン振付の「百合プロ」で大ベテランの荒川さんとケイトリンに一歩も引けを取らない堂々たるパフォーマンス!

また、もう芸能人枠と思っていた佳菜子ちゃんがガールズ・ナンバーを見事に滑っているのを見て、彼女はまだまだアイスショーに必要なキャストだと納得。

挙げていてはキリがありませんが、佳生君、星南君、森田君など若い男子がグループナンバーきっちりこなしていて、なんと頼もしかったことか。

招待された(←今年かどうかわからないけど、「氷艶」がらみで何かあるねこりゃ)という「氷艶」の脚本家・戸部さん曰く「芸がある」「スキルが上がった」と評した大ちゃんのKrone、かなちゃんがガラッと雰囲気が変わっていたマッシモとのダンスetc. etc. もう書ききれないから、これからのさいたまワールドに切り替えますね。

 

今さらですが、かなだいは(若くない大ちゃんの体力を考えて)4CCスキップした方が賢かったのでしょう。ワールド前にジャッジの心証を下げる懸念のあった試合は避けてほしかったけれど(救いはPCSがそれほど下がっていなかったことですね)、大ちゃんの性格だとスキップの選択はなかったのでしょうねえ。日本のアイスダンスはかなだい、小松原夫妻以外に4CCに出場可能なシニア・カップルが他にいないということもあるのでしょうが…

酸素の薄い標高の所為ということはわかっていても、ワールドに向けてあれこれ心配してしまう心配性の私でしたが、公式練習の大ちゃん哉中ちゃんの明るい笑顔、相変わらずのディープエッジを見て、応援する側の私が励ましてもらったみたいです(笑)

あと今日の午前のWBS準決勝の侍ジャパンの勝負をあきらめない戦いっぷりをテレビで見て、よし応援するぞ!かなだいも侍ジャパンも!という上向きの気持ちになってきましたーこの気持ちで3日後にさいたまアリーナに向かおうと思います。

 

最後に大ちゃんの「前回の」日本での世界選手権をポジティヴに振り返ります。旧ブログのウエブリブログは今年1月でサービス終了してしまいましたが、私が2004年頃から書き溜めていた過去記事はデータ移行できました。

移行先の提携ブログがあまりに広告が多いのが嫌で、新ブログはこちらのはてなブログにしたのですが、とにかくwebに私が書いてきたことは残せました。2007年東京ワールド観戦記、縁起よいと思うのでリンクします。

 

ジュベールおめでとう!大ちゃんおめでとう!: Il quaderno d’Estate (seesaa.net)

フィギュアスケート世界選手権 男子シングル観戦覚書き その1: Il quaderno d’Estate (seesaa.net)

フィギュアスケート世界選手権 男子シングル観戦覚書き その2: Il quaderno d’Estate (seesaa.net)