Il quaderno d'Estate Ⅱ

Biglobeウェブリブログから移行してきました。

再びのファントム

かなだい初戦

2022/2023グランプリシリーズ アメリカ大会(スケアメ)

が開幕が今週末に迫ってきました。

大ちゃんの第一期シングル時代から、試合がある週の月曜日に目覚めると、「ああ今週は試合が…」と勝手に緊張する私でしたが、まさか未だにというかまたもやその習慣になるとは15年前には夢にも思っていませんでした。

先週のかなだい振付(垂れ流し)配信は、ながら視聴だったので、アーカイブを最初からきっちり見直そうと思っていますが、それをしないうちに第二回目の配信が今晩始まる!それどころかスケアメが始まってしまう…

インスタの配信第二弾の予告見たら、FDの「オペラ座の怪人」の断片があり、しかもズエワ先生が「ファントムはダイスケの過去とつながっている』とおっしゃっている!

 

そしてなんというタイミングでしょうか。その「過去」のファントムを振り付けた ニコライ・モロゾフと偶然再会するとは!!ハリケーンの直撃でリンク難民中のかなだいが場所を貸してもらっているリンクが、モロ率いるアナベルちゃん(もう立派なシニアのアイスダンサーなのに、2014年XOIの時の少女時代の印象が強く、つい「ちゃん」付けしてしまいます)のチームのアメリカでの本拠地ということでしょうか。

インスタにアップされた二人のツーショットを見て、私は涙が込み上げてきそうでした…涙もろいのは年のせいかもしれませんが、一度は酷い決別をせざるを得なかった二人がこうしておっさんになって、ピースサインしている姿を見たら、ほんとうによかったなあ。「過去」は否定するものではなくて「現在」につながるかけがえのない大切なものなのだとしみじみ思いました。

 

 

モロは人のよさそうないい感じのおっさんになってますなあ。

忘れもしない2008年春。突然訪れたモロと大ちゃんの決別は、当時の私たちファンには大きな大きな衝撃でした。大ちゃんのやつれっぷり、やさぐれぶりが心配で、無断でライバル選手に乗り換えたモロへの怒りを私は抑えきれず先代ブログで吐き出しまくりでした。「この裏切者!」とかねw 憤慨するあまり体調おかしくなるわ、夢にまでモロが出てくるわで…今でもその夢は覚えていますが、どこか試合の会場でモロを見つけて、私は「よし!言いたいこと言ってやる!」「でも英語で言わなきゃならない」と思っているうちに目が覚めました…まるで別れた男に未練がある時に見るみたいな夢じゃないですかっ。

さらに母にまでモロの悪口を言うなどという、スケートに興味のない人に実に迷惑なことをしていましたが、その時母は「でもモロゾフは悪人じゃない。顔見ればわかる」と言ってました。さすがは亀の甲より年の劫、母は人を見る目があったのですね。今は寝たきりになってしまった母ですが、子としてしっかり介護しよう!とあらためて思います。

 

その後、モロが頭を下げてきて再びのコーチ就任、アナベルちゃんと親子チーム組んでのXOIサプライズ出演とまさかまさかの師弟関係でしたが、ここにきてまたご縁ですよ!大ちゃんが再びファントムを演じるタイミングで。「長く曲がりくねった道」を切り開く大ちゃんには、やはり「必要な時に必要な人が現れる」のですね。

 

2006年NHK杯のモロゾフ版ファントム(特にストレートラインステップ)を見て、以来16年に及ぶ私のファン歴ですが、再び新しいファントムに出会える時が近づいている。

 

その2006年12月3日の先代ブログ記事、もう閲覧出来なくなっているんですかねえ…長年続けたビッグローブのウエブリブログがまもなくサービス終了にるので、はてなブログに移行してきたのですが、移行作業後ウエブリブログのアドレスをクリックすると、はてなの方に飛んでしまうし、検索にも引っかからなくなってしまいました。管理人の私はスマホのウエブリブログのアプリの管理画面から過去記事も見られるのですが…。イタリアの雑誌の大ちゃんの記事の翻訳とかもあるから、何らかの形でアーカイブにしたいものです。

 

とりあえず上記の16年前のテキストをPDFにしてみたのですが、ファイルをここにどうやって埋め込むか分からない…試行錯誤しでみます。